たまごっちユニへの想い
わたしがたまごっちユニを欲したのは、去年の初め頃だった。
なぜか突然欲しくなり、毎日検索してはそれだけでワクワクしていた。
何より魅力的だったのはたまウォークという機能だ。腕に付け、実際にお散歩をするとアイテムやレシピを貰えてクラフト出来る。
当時、まだ次男は幼稚園に行っていなかったので、長男を幼稚園に送ってから公園に行ってお砂場で遊ぶ毎日。一人の時間が出来たら近所をゆっくりお散歩したいというのがわたしのささやかな夢だった。

その際のお供にたまウォークは絶対必要だ!
来年次男が幼稚園に入ったらその足でおもちゃ屋に行き、たまごっちユニを買いに行こう!!
そう決心し、その後も飽きることなくユニを検索してはワクワクし、本当に次男が幼稚園に入るまでユニは買わずに4月を迎えた。我ながらよく耐えたものである(と、言いたいがその間にGEN1、GEN2、GEN3(てんしっち)、コナンたまごっちを購入している)。
そして4月、次男は兄の友人達とも公園で遊んだ経験もあり、グズることなくすんなり幼稚園に通い出した。むしろわたしのことは振り返らずスタスタと教室に入って行き、あまりのスピーディーなお別れにポツンと園庭に取り残されたことを覚えている。
気持ちを切り替え、軽くなった自転車を漕いでおもちゃ屋に向かう。一年前から構想していた通り、わたしはついにたまごっちユニを手に入れるのだ。
意気揚々と店内に入り、たまごっちコーナーに向かう。GEN1、GEN2、コネクションやグッズが並ぶ中、
ユニは無かった。
まだお昼前のお迎えの為に他の店へ行く時間は無く、その日は背中を丸めてすごすごと帰った。
それからネットを見たが高額で諦め、お出かけの度にちょこちょこドンキや売ってそうなお店を回ったがユニには出会えなかった。
ここでわたしは新品を諦めた。とは言っても定番のメルカリ、Yahoo!ショッピングも高かったので、ラクマに辿り着いた。ラクマでは定価以下で売られているものもあり、その中のひとつを即購入した。
これからユニの購入を考えている方はラクマがオススメである。
それから2~3日後、善良な出品者より中古ながら美品のたまごっちユニがついにわたしの手元に届いたのである。苦労した分喜びは倍だった。

こうしてわたしとたまごっちユニとの生活はスタートしたのである。
たまウォークでいざお散歩へ
さて、1から操作方法や進化について書きたいが長くなるし、そもそも発売から数年経っているので情報は溢れていると思う。
今回はわたしのたまウォークへの熱い想いを聞いてほしいのでそれのみに焦点を置こうと思う。
子どもふたりを幼稚園へ送り、期待に胸膨らませ即帰宅する。
わたしは昔バドミントンやマラソンをしていたので、当時来ていた運動用のジャージや靴を発掘し、着替えた。
さぁ腕に巻いていざ!!!

ものすごい存在感である。
格好も「運動している人」を醸し出しているし、ランニングウォッチみたいな物に見えなくも無いが、それ以上にたまごっち感が凄い。
今たまごっちはまたブームが来ているので、知名度も高い。なかなかアラフォー主婦が腕に付けるのは厳しいし、想定されていない。
そこでわたしはスマホポーチに入れることにした。
フラワーヒルズというエリアを選択して家を出る。

スマホポーチからピッピッピッピッと軽快な音がして恥ずかしい。しかしそれはすぐに止むので読者の方々は安心してほしい。
ついにわたしはひとりでたまウォークをお供に近所を散歩しているのだ。
一年前、次男と毎日の公園通いの際、降りかかる砂のシャワーから避けながら「自分の時間が欲しいなぁ」と空を見上げていたわたしに教えてあげたい。
わたしは今、ひとりで、散歩しているのだ。と!!
子どもを追いかけなくていいので、ゆっくり周りが見渡せる。道の脇に咲く花もきれいで嬉しい。


ふふふ、とニヤついていたら真正面から二軒隣の夫婦がやってきて、汗だくのわたしに挨拶してきた。「はぁはぁ、こ、こんにちはぁ~↑」と声が裏返って恥ずかしかった。
たまウォークは一回につき20分。わたしが今回お散歩したコースは40分なので、2回一緒に歩き、初めてのたまウォークは終わった。
フラワーヒルズで貰えるアイテム
たまウォークでは、ただたまごっちが一緒に歩いてくれるだけではなく、アイテムやレシピが貰える。
期間限定のエリアがあるので、まずはそれをメインにやるのをお勧めする。
現在は春期限定のフラワーヒルズで以下のレシピが手に入るのでお散歩を頑張ってほしい。
画像 | 名称 | 部位 |
![]() | チューリップぼう | あたま |
未入手 | ローズかんむり | あたま |
![]() | ローズめがね | かお |
未入手 | チューリップほっぺ | かお |
未入手 | いちりんのローズ | からだ |
![]() | チューリップブーケ | からだ |
クラフトするには素材と染料が必要になる。
染料はたまファームで手に入れることが出来る。
これは本体を傾けるだけで出来るゲームなので、お散歩の準備は不要だ。
感想
- わりと近所の方に遭遇し、帽子を被っているのにすぐバレる。
- 昨今のGPSを使ったお散歩アプリより、スマホを握らなくて良いので散歩に集中できる。
- ポーチやポケットだと終了した際の音が聞こえにくく、第二ラウンドの再開が遅れるのでやはり腕が好ましいが、存在感が凄い。
- たまごっちも一緒に歩いてくれるのが嬉しい。

ぜひ皆さんもたまごっちといっしょに近所を散歩してみてはいかがだろうか。
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